惣次郎窯 大串真司さんとは、私たちが会社をはじめた頃に、SNSでフォローしていた惣次郎窯さんが横浜で販売するという情報を得て、買い物に行った時に、初めてお会いしました。

大串さんは、そこで絵付けの実演もされていたのですが、ポストカードに、スラスラ〜っと、美しい絵を描いてくださって。
こうやって絵付けするんだと魅入ってしまったのを覚えています。

そこで私は、龍の絵柄のフリーカップを購入したのですが、日本に出張に来ていたアメリカ人の男性が偶然にも同じ龍シリーズのフリーカップを購入し横並びで会計して仲良くなったことをきっかけに今でもFaebookで繋がっていて。

工芸を通じて短時間で一気に距離が縮まる瞬間を経験させてもらいました。

その後、大串さんとは、彼が東京に来るたびに、売り場にお邪魔して、一緒に飲みにいったり、有田陶器市で大串さんの工房を訪ねたり、クラウドファンディングを一緒にやったりと、長いお付き合いをさせて戴いています。

 

今回、惣次郎窯さんのうつわをontowa storeでも販売させて頂くことになり、私自身もプライベートで使っているお気に入りの品をオーダーしました。

平盃、箸置き兼豆皿はどれも大串真司さんによる手描き絵が描かれていますので、ぜひチェックしてみてください。

そして、白の丸カップですが、大串惣次郎さんの手ろくろによる絶妙なカーブが持ちやすく、口当たりも良いので、焼酎や梅酒をロックで飲む際に大活躍しています。

 

工房にお邪魔した際に実際の手ろくろの実演を見学させてもらいましたが、すーって感じでどんどん作成されて。何というかうつわとなる土のある一点に対して、人体があらゆる角度から入り込む道具と化して、時にしっかりと角度が固定されたまま土に当てる。

あるタイミングで美しいうつわが浮かび上がってくるように誕生する瞬間は、観ていて引き込まれました。

写真でもわかる美しい立ち姿、皆さんにも是非手にとっていただきたいです。

ontowa store K .Takeda